完全オリジナルプログラムであなただけの健康を手に入れる - パーソナルジム Fit Storm 代表取締役 ×トップトレーナー対談
ライターの鹿倉安澄さんによるインタビュー記事を弊社ブログに掲載いたします。
2024年10月、新たなパーソナルジム「Fit Storm」が南浦和に誕生します。
トレーナーと1対1で自らのカラダにじっくり向き合えるパーソナルトレーニング。興味はあれど、ハードルが高いと感じている人もいるかもしれません。
Fit Stormが提供するのは、トレーニングを通じて健康的で美しいカラダで毎日を送るためのトータルサポートです。本格的に鍛えたい人だけでなく、「身体を動かすことから遠ざかっている」「運動に苦手意識がある」という人にも、体験してもらいたいジムです。
オープンに向けて着々と準備を進めるFit Storm。開業を控えた意気込みやこだわり、将来のビジョンについて、狼 社長さんと、トレーナーのウルフさんにお話をうかがいました。
※スタッフ詳細は2024年秋に公開予定。乞うご期待!
目次
「トレーニング」を軸につながった縁 Fit Storm誕生ストーリー
狼 社長さんはこれまで、パーソナルトレーニングジム6店舗を運営してきました。そこで活躍するトップトレーナーがウルフさんです。
トレーニングに励む飲食店主から、パーソナルジムのオーナーに
狼 社長:浦和で生まれ育った私は、幼い頃は真っ黒に日焼けしたサッカー少年で、毎日遅くまでボールを追いかけていました。運動はずっと続けていて、大人になってからは、自己流でトレーニングをするようになりました。
以前は飲食店を経営し夜型の生活。それでも、時間を見つけては黙々と身体づくりに励んでいました。それで周囲の人には、トレーニング好きというイメージがついていたんでしょうね。パーソナルジムを立ち上げる知人に声をかけてもらい、フランチャイズオーナーになりました。
そのジムに配属されたのがトレーナーのウルフさんでした。
学校を卒業後、自衛官の仕事に就き航空自衛隊に所属。教官として10年弱、後進の指導にあたっていました。
現在は、トレーナー業務だけでなく、スタッフの育成・管理部門なども任され、狼 社長さんを支える大切な右腕。Fit Stormに無くてはならない存在です。
どんないきさつで、パーソナルトレーナーになったのでしょう。
体育のプロとして指導した自衛官 パーソナルトレーナーの道へ
トレーナーのウルフ:航空自衛隊を退職後、パーソナルトレーナーの道に足を踏み入れました。今もハンドボールを続けているのですが、「一生涯、運動・スポーツに携わっていたい」という思いがベースにあります。自衛隊で体育や運動生理学を教えていた経験がトレーナーを選ぶきっかけになりました。
ご指名で何年も通うお客様もいるほど、定評あるウルフさんのセッション。トレーナーとしての知識・技術はどうやって身につけたのでしょうか。
トレーナーのウルフ:朝霞駐屯地に、部隊における体育指導者の育成を目的とした「自衛隊体育学校」という施設があります。いわば体育を極めるための場所で、私は教官になるにあたって、ここで6ヶ月の研修プログラムを受けました。全国の各部隊から数人ずつが参加して行われ、身につけた知識・技術を各部隊に持ち帰って普及させるのが目的のプログラムです。
任務遂行には屈強な身体能力が要求される自衛官。その中でも選ばれたメンバーを対象に行われる特別な研修は、とてもハードそうですね。
トレーナーのウルフ:個人で行う一般的なトレーニングに比べると、負荷はかなり大きかったですね。
午前中は座学、午後からは机上での学びを自らの肉体で実践する時間です。究極のトレーニング環境で6ヶ月間みっちり学び、徹底的に自分の身体と向き合いました。
プログラムを修了して部隊に戻ったウルフさんは、体育を専門に教えるポジションに就きました。何百名もの指導を行う中で自然と、わかりやすく教える技術が磨かれ、コミュニケーションや、組織統率についても多くの経験を積みました。
その時の学びが今の仕事の基礎になっている、と語ります。お客様から抜群の信頼を寄せられるのにも頷けます。
トレーニングという共通の軸を持つ2人が出会い、共に働いた5年間で、強固な信頼関係を築いてきました。
そして、2024年10月、パーソナルジム『Fit Storm』として新たな一歩を踏み出します。
「健康美」と「鍛え上げた筋肉美」両方に真剣に向き合うパーソナルジムFit Storm
パーソナルトレーニングと聞くと、「短期集中ダイエットで別人のように引き締まった身体を手に入れる」「ハードなトレーニングでコンテストに出場」といったイメージもありますが、ジムに通う人の目的はさまざま。Fit Stormは、どんな人を対象にしたパーソナルジムなのでしょうか。
狼 社長:Fit Stormは、腹筋バキバキの肉体美を目指す人も満足できる設備を備えていますが、極限まで鍛えるだけがパーソナルジムの目的ではありません。トレーニングや運動の習慣がない人にこそ、専用のプログラムを組んで伴走し、励ましてくれるトレーナーの存在が重要であると考えています。
「筋肉がほどよくついた美しいスタイルを手に入れたい」「姿勢を改善したい」「階段を楽々と登りたい」「身体を動かすきっかけがほしい」。トレーニングを通してそれぞれの要望に幅広く応え、サポートできる“主治医”のようなトレーナーを目指しています。
複数店舗のパーソナルジムを運営してきた狼 社長さんは、「健康維持のためのパーソナルトレーニング」への需要の高まりを実感しているそうです。実際、運動は生涯にわたって続ける必要があると、多くのデータで示されてきています。
「トレーニングを生活の一部として定着させてほしいから」モチベーションupに貢献する充実の設備
トレーニングを習慣にしてもらえるよう、継続のためのサポートに力を入れたい、と語る狼 社長さん。充実したマシンのラインナップからも、その想いがうかがえます。
狼 社長:パーソナルジム通いのスタート地点では、体力アップ・軽いダイエット目的の人が多いと感じています。
でも、トレーニングが進み、変わっていく身体を目の当たりにすると「もっと筋肉をつけたい」「もっと引き締めたい」という気持ちが湧いてきます。私自身もそのタイプでした。
ステップアップしたいという需要にもしっかり対応できるよう設備・環境を整えて、継続へのモチベーションが保てるよう工夫しています。
実は、トレーナーたちから「もっといいマシンを!」と要望があるたび応えていたら、いつの間にか設備がずいぶん立派になっていた、という事情もあるんですけどね(笑)
トレーナーのウルフ:幅広い層を受け入れながらも、私たちトレーナーが自らを鍛えるにも十分なレベルの設備を揃えているFit Stormのようなジムは、多くはないかもしれません。トレーナーの離職率が低いのはそのおかげかも、と密かに思っています(笑)
健康維持目的に特化しているジムでは、本格的な筋肉増強を目指す人のための、十分な負荷をかけられるマシンがないケースもあると聞きます。
茶目っ気たっぷりに話す狼 社長さんとウルフさんの軽快なやりとりに、お二人の関係性が伝わってきます。
パーソナルトレーニングならではの完全オーダーメイド・プログラムが魅力
トレーニング初心者からボディビルダーまで幅広い人が通えるFit Storm。多彩なプログラムも、注目ポイントです。
トレーナーのウルフ:予約の1枠1時間はすべて貸し切り、完全にプライベートな空間です。セッションは基本的に毎回、同じトレーナーが担当します。もちろん相性が合わなければチェンジすることもできます。
「パーソナル」の名前の通り完全オーダーメイドで、一人ひとりの目標に最短で到達するためのプログラムを組みます。
その人に必要な内容であれば、ジャンルを問わず幅広く取り入れているので、ストレッチから始まるセッションもあれば、ヨガやピラティスを取り入れるセッションもあります。
オーダーメイドとなると、どんなトレーナーさんに担当してもらうかで、トレーニングの内容も大きく変わってきそうですね。トレーナーさんとの相性やレクチャーのスキルは、利用する側としては気になるところです。
すると、狼 社長さんは、「すべてのトレーナーのスキルの高さがFit Stormの強み」と語ってくれました。
トレーナーの質・トレーニングの質を保つ「教育」へのこだわり
狼 社長:一対一で行うパーソナルトレーニングは、担当のトレーナーで質が決まると言っても過言ではありません。
パーソナルジムはコロナ禍以降、一気に増えて競争が激化。その分、トレーナーの質の確保が難しくなっており、本当に優秀な人材に出会うのは簡単ではないと感じています。
パーソナルジムは、一般的なジムに比べコストが高く、行うトレーニングは難易度が高いものもあります。それでも通ってきてくださる方には、満足いただける結果できちんとお返ししたい。
ですから、Fit Stormはトレーナーの教育にとことん力を入れています。
狼 社長さんは、自身が独学でトレーニングを積んだ経験があるからこそ、パーソナルジムの価値を感じ、最短ルートで最大限の結果を提供したいのだと言います。そのために重要なのが人材の確保です。
狼 社長:すでに“出来上がった”優秀な人材を雇うのが難しいのなら、素養のある人を一流のトレーナーに育てればいい。理想的なトレーナーに育て上げられる能力を持っているのが、トレーナーのウルフです。彼は教育者としてもトップレベルです。
トレーナーのウルフ:自分の身体の鍛錬には長けていても、「お客様の身体の状態を評価して、その人の目指すところに至るにはどんなトレーニングが最適か」を判断できるプロとは限りません。選手として一流であることと、トレーナーとして優れていることはイコールではないんです。
引き締まった“使える筋肉”を持つ、トレーナーのウルフさん。Fit Stormの目指す理想的なカラダを体現しています。狼 社長さんは現場での教育を、一任していると話します。知識・技術、そしてコミュニケーションといったあらゆる側面において、一定以上の質を保つために、どんな工夫をしているのでしょうか?
秘訣は徹底的な教育プログラムと緻密な進捗管理
狼 社長:トレーナーのウルフは、トレーナーの理想像を完全に言語化し、誰もが理解できる形に落とし込んでいます。それを丁寧に共有し、スタッフ間での意思統一を図っています。ロールプレイングをして、各トレーナーに何度も確認してもらうんです。到達すべきポイントをリスト化し、点数化して、確実な達成に導きます。
全幅の信頼を寄せる経営者と、それに全力で応えるトレーナーの頼もしさ。そして、一緒に働くスタッフたちへの強い信頼も感じます。
経営者と現場トレーナー、相互のリスペクトがFit Stormの原動力に
トレーナーのウルフ:自衛隊では上官の命令は絶対です。だからこそ強固で巨大な組織を維持できるのだと理解していましたが、自由に考え自分で実現させる仕事がしたい、という思いがずっと頭の片隅にありました。
そんな時に出会ったのが狼 社長です。経営者でありながら現場と同じ目線に立って意見を聞き、私を信頼し任せてくれる。どんな提案も頭ごなしに否定せず「おもしろそうだから、やってみよう」と、どうしたら実現可能か一緒に考えてくれます。
狼 社長:トレーナーのウルフはいつも、私が期待した何倍もの結果を返してくれるんですよ。安心して任せられるおかげで、私は一歩引いて冷静に判断できます。組織としてどちらに進むべきか、力の入れどころはどこか、など、フラットな視点で全体の課題に向き合えています。
私はトレーナーのウルフやスタッフたちとの出会いにとても感謝しています。コロナ渦での臨時休業で先が見えない日々を過ごした時期に、諦めずに私を後押ししてくれたのが彼らです。このめぐり合わせに意味を与えて、ここから5年、10年と長いスパンで共に働く彼らの人生をより良く、面白い方向に変えたい。そんな想いが、Fit Storm立ち上げの根底にあります。
トレーナーのウルフ:私のFit Stormでの役割は、トップに対して良い意味でプレッシャーをかけ続け、前進をサポートすることだと思っています。本気で話さないと見えない部分があるから、上司と部下であれど、人間として対等でいられる関係性はすごく大切だと感じています。
2人で話しているとアイデアがどんどん湧いてきて、話が盛り上がり、気付けば数時間経つこともある、と笑う狼 社長さん。経営者と現場、お互いへのリスペクトが、Fit Stormの原動力になっています。
「鍛える」=自分の身体と向き合うこと
パーソナルトレーニングは、アスリートやプロ選手のためだけのものではない、と2人は口を揃えます。
狼 社長:充実した日々のベースになるのは、健康的でしなやかな身体。トレーニングを通してベストな状態に調整するのがパーソナルトレーニングの本当の目的だと思っています。
人によってはそれが、重い負荷をかけるトレーニングかもしれません。でも、筋肉を大きく、強くするだけではない、と伝えたいと思っています。
トレーナーのウルフ:体力の衰えを感じる人、不調や疲れに悩む人に、“パーソナルトレーニング”という選択肢を知ってもらいたいですね。
Fit Stormでは、人体の筋肉・バランスに精通したトレーナーがプロの視点で、時には「歩き方」のような基本動作からアドバイスを始めます。トレーニング=疲れるイメージがあるかもしれませんが、「トレーニングした日はコンディションが整って、むしろ、日常の動作が楽になるから不思議」と話してくれるお客様も多いんですよ。マッサージやリラクゼーションサロンに行く感覚で、身体をケアする手段の1つになっていければと思います。
自分にとって「目指すべきカラダ」とは? 正しいイメージを手に入れるところからトレーニングは始まる
狼 社長:私たちは「健康的な肉体にこそ本当の美が宿る」と考えています。
ダイエットが目的でも、極端な食事制限でガリガリに痩せては魅力も半減してしまいます。また、ただ筋骨隆々になれば最も健康なのかというと、そういうわけでもありません。
「一人ひとりに合った最適でバランスのとれたトレーニング」により理想の身体が手に入り、健康で活力にあふれた日々も叶うと思っています。
ただ、一人では、この「ベストバランス」を掴みにくいんです。誰しも自分自身を客観視するのは難しいですよね。
体質も年齢も違うのですから、一人ひとり、目指すべきプロポーションは違って当たり前。その人に合ったベストなボディイメージを伝えるのも、私たちの大切な役割です。
あふれる情報で迷子になりそうな現代に、パーソナルトレーナーの力を
トレーニング・ダイエット・食事方法など、身体・健康に関する大量の情報に簡単にアクセスできる現代。その分、「自分に必要なものはどれか」という取捨選択が困難になっています。そこで、道しるべとなってくれるのがパーソナルトレーナーです。
トレーナーのウルフ:最終的には、家庭の“主治医”のように、自分や家族の身体のことを気軽に、トータルで相談してもらえる存在になれたら、と思っています。
「ウルフさんなら私の身体のことをよくわかってくれているから、ちょっと聞いてみよう」と頼ってもらえるのが理想ですね。
狼 社長:筋肉を動かすと脳を活性化できる、と言われています。健康寿命を伸ばすという長い目で見れば、すべての人が運動を一生涯続けるべきです。継続が大切だからこそ、プロの視点を取り入れたパーソナルトレーニングには大きな価値があります。健康で美しい身体で過ごす喜びを多くの人に届けていきたいと思っています。
「Fit Storm」の名の通り、フィットネス業界に嵐を巻き起こすパワーを秘めたお二人。トレーニングライフと、健康を支える心強いパートナーとして、伴走してくれることでしょう。
南浦和店を皮切りに、まずは、さいたま市を中心に5,6店舗の展開を予定しています。Fit Stormの始動はもうすぐそこです!